ロッドを解体する

ヘレナ48は、もうすぐアルミが貼れるところまで来ました。

Rh52HSは来週に塗装の予定です。何事も無ければGW始めには完成しそうです。

無事に終わりますように。

 

去年の夏まで主力だった5ft5inのロッドをばらしています。

現在使用しているロッドは51ですが、もうこの長さのロッドを使用することは無さそうです。

55ありますが、これを思いきって短くします。

先日の展示会でこっそり46のロッドを振らせてもらったのですが、これがまた良い!

特にフリップしやすくて低弾道でストレスなく飛ばせて気持ちいいのです。

ですので、これを真似してみるのです。

素直に買えよって話ですが、如何せんひねくれてますので。

写真ではそうでもないですが、かなりお疲れの様子です。

フォアコルクは指の形に変形して凹んでます。

スクリュー金具はあちこちメッキが剥がれてきてます。

金具は破棄して、マーブルウッドのスペーサーは再利用する予定です。

フォアコルクに切れ目をV字に入れた後、プライヤーでむしり取っていきます。

ブランクに刃を当てない様にだけ注意します。

ワインディングチェックは付いていないので楽です。

同じ要領でリアグリップもばらしていきます。

下からブランクに巻かれたタコ糸が見えてきました。

コルクは取れました。

径合わせのためにブランクにタコ糸がキッチリ巻かれています。

ここまでびっちり巻く必要はないと思いますが、この造りから見ると修理することはあまり考慮されてはいないようです。(なんて書くと不親切な造りに感じるかもしれませんが、この辺はメーカーさんが何を重視するかで違ってくるでしょう。仕上がった後の感度や性能を重視するか、作業性を重視するか、この方法が良いとか悪いとかではないです。)

ガッチリ固まっていて取るのに少々難儀します。

 

この解体作業に必要なのは、最後まで作業を投げ出さない粘り強さと 勇気 です。