PEの扱いが下手 2

やっと暑さが和らいできて、待望の雨が降っています。

水温の低下と増水で魚の意識が秋へとしっかりと向いてくるのではないでしょうか。

最低気温も20度以下になってくるみたいですし。

気づけばあと1か月ちょっとしかなくなってしまった渓流シーズン、大事に楽しんでいきたいですね。

 

832とG5の共通点、比重が1を超え、ナイロンのそれに近いことです。

最初にPEを試しだしたころ、確かに飛距離や強度・感度はナイロンの比ではないことを実感しましたが、使いやすいかといわれると話は違って、個人的には気になるところも見つかりました。

一番気になったのは、クロス気味に引いてきたときにルアーが上ずりやすくなることでした。リーダーの太さ・長さ・しなやかさも関係しているでしょうけど、ラインの比重の値も無視できないのではないかと思うようになり、高比重PEの登場を待っていました。

832を使ってみると確かに今までよりも、浮き上がりが軽減されているように感じられ、シンキングルアーとの相性が良くなっていると思います。

それと横風にも多少は流されにくくなっていますが、ナイロンよりも細い分、空気抵抗も減るためこのメリットは大して感じられません。

やはり、ミノーもシンキングが主流の現在、PEもその特性に合わせた方がタックルバランスが向上して使いやすくハズです。

これから、渓流でも高比重PEが注目されてくるんじゃないかと予想しています。

 

現在は、G5+を試していますが、釣り始めは水に浮くことが多いです。

多分これは、編み目に空気を含んでいるからだと思います。しばらく時間が経つと、吸水して水なじみが良くなってくるのが分かります。

そのため、水をはじいてしまうようなラインコーティング剤などは使わないようにしています。