遅ればせながら

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

年が明けて暫くしてくると、今年の新製品の情報も色々と出回るようになってきて新しいシーズンの始まりを予感させられます。

写真のヤマメは19シーズンに釣れてくれた最大の魚でした。

といっても35を超えてるとかではないですが、川の規模を考えたらナカナカの個体だと思うんです。本流差しが上ることがない小渓流でパーマークばっちりの30後半以上を釣るのが目標ですが、これが本当に難しく、まずそのサイズの個体が小渓流で育つことが稀です。

餌食いの良い個体が大型になる素質を持っているのでしょうけど、そんな個体は釣られやすい魚であるとも考えられます。

素質を持った個体ほど大きくなる前に抜かれやすく、釣り人の魔の手からかいくぐって大きくなった個体は学習して賢く警戒心の強い魚に違いありません。

でも、目標とするならば、難しいけどもしかしたら可能性は有るだろうくらいが良いと思うのです。

19シーズンは、上の個体を含めて殆どの魚を新型プロトで釣り上げました。

18シーズンも試して悪くない感触だったので、19シーズン夏辺りに出そうかと思っていたのですが、ちょっと気になることが出てきてしまって、結局19シーズン通してテストすることになってしまいました。

長引いてしまいましたが、お陰で使いやすさが増したと思います。

今までリリースした渓流用とは一目で違うと分かるものです。なんとか暖かくなる頃にお見せできるようにしたいです。

9月末にそのミノーで思い出に残る魚が釣れているので、それも併せてお披露目したいですね。

 

こちらは、既存のアロー67にアワビを貼ったところ。

アワビを貼るとどうしても外殻が重くなって、動きが鈍くさくなるのが欠点です。

何とかならんかという妥協点を考えて、アワビを貼る範囲を側面の2/3程度の高さまでに抑えることに。

背中はバルサ地を見えたままにし、オリーブ系で仕上げたベイトフィッシュカラーに仕上げるつもり。

毎回やるたびに思うのだけど、アワビは張った直後のコーティングする前の状態が程よい輝きだなと。

コーティングしてつるつるに仕上げるとビカビカと素晴らしいですが、ちょっとアピール過剰なんじゃないかとも感じてしまいます。