PEライン その1

コンプレックス2500HGS
コンプレックス2500HGS

写真のリールは本流域と湖で主に使用しているリールです。

ラインはPEを巻いてあります。

元々、私はナイロンラインばかり使用していました。

今は渓流はナイロン、本流・湖ではPEと使い分けています。

PEを使い始めたのはここ2,3年になってからです。使い始めるきっかけになったのはサクラマスを狙うことでした。サクラマスでもナイロンを使用していて強度で不満はありませんでしたし、中小規模河川で狙うため飛距離も問題ありませんでした。

ではなぜPEに変えることになったのか。それはミノーを操る操作性を重要視したからです。

それまでのナイロンではミノーに思い通りのアクションを加えることが難しかったのです。サクラロッドは7ftクラスですがティップまでハリがあってパワーの余裕のあるトゥイッチングロッドでした。それでもロッド操作とミノーアクションに後れを感じていました。太さのあるナイロンが水流の抵抗を大きく受け、ミノーに伝えたい力が半減しているみたいでした。ミノーを引いているのではなくナイロンラインを動かしていると感じたのです。

思い通りのアクションを演出するためには大きくロッドを動かす必要があり余計な体力の消耗もしてしまうのが気になっていました。

そんなこともあってPEラインを使ってみたのですが、この問題は大幅に改善されました。ラインの伸びが極端に小さくなりミノーをダイレクトに動かせるようになりました。ロッドアクションも小さくて済み疲れにくくなったので集中力も長く保てるようになりましたし、感度も素晴らしく良いことづくめかと思われたのですがナイロンとは違った問題も潜んでいました。

                                                          その2