2012年3月29日
某三陸沿岸河川
久しぶりに休みが一日取れたので、先日紹介しましたサクラ用プロトミノーのスイムテストと実釣をするために深夜から川へ向け車を走らせました。
夜明け頃に現地着。気温は氷点下でのスタートですが今年最初のサクラ釣行ですので気合が入ります。
最初のポイントをシンキングミノーで一通り流しましたが空振り。ですので、プロトミノーのスイムテストに移ります。まずは、70mmシンキング(Rhetenorベース)を投げ、タダ引き・トゥイッチ・ジャーク等を加えたり、飛距離・飛行姿勢を確認して一人で納得しながら一通り終了。改良すべき点はいくつかあるけれど将来有望かなと。(今は40点くらい)
次のポイントに移動し今度は、サクラ戦隊の80mmを試してみる。
あらら、予想と結構違うなあ。 こんなハズでは・・・ (こっちは25点)
でも、飛行姿勢は良く重心移動に迫る飛距離。何か一つは取り柄があってよかった。
さらに次のポイントに移動。
ここからは先の70mmミノーで一日通すことにして100m程ある瀬を釣り下る。
クロスからアップクロスにキャストし、ドリフトさせながらかなり軽めのトゥイッチを掛けて流していく。
トレースする距離と時間を稼ぐためラインの巻取りは最小限にしながらもレスポンスに優れるバルサミノーはしっかりと水をかんで泳いでいるのがPEラインを通して伝わる。
徐々に太陽が高くなり、山の日陰だったこのランにも光が差し込んできた。
透明感のある薄いエメラルドグリーンの川面に光がきらきらと反射し、先程までとは違い川に生命感が溢れてきたように見えた。
暖かさが感じられるようになってきたが、あと10m程でこのランも終了。もう一回流そうか・・・
ランの最後は大岩と岩盤がえぐられ一番の深さがある。
アップクロス気味にキャストし、少し沈ませてから軽くトゥイッチをしていく。
深みから戻ってくるミノーの後ろに白銀の魚影が追ってきている。
すでに浅瀬に差し掛かっていたが、鱒は目の前のミノーに集中している。
タダ引きの後にトゥイッチすると鱒がミノーに追いつき、咥え、反転した。
それを目で見て確認し合わせを入れた。
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