2012年5月中旬
北上川支流の支流
今年は雪が多かったこともあって各地でいつもよりも雪代が長く続いていたようです。
過去に紹介しました紅色のヤマメが泳ぐホーム河川(過去記事)もそうでしたが、やっとそれが収まったようでした。
そろそろイケるかなと思って気になっていました。
それで今回は気合を入れて友人と朝イチから彼らに会いに行ってきました。
朝の水温は8℃程。雪深い地域ということもあって水温も他と比べると2、3℃位は低いように感じる。
入渓点から程なくしてチェイスが見える。魚はルアーに反応してくれる。
だけれど、それほど激しいものでなく単発が多い感じですぐにミノーを見切ってしまう。盛期のそれまではもう少し時間が必要かなと感じるけど、相変わらずココのヤマメは賢い。
しばらく釣りあがって友人にヒット。サイズは20㎝弱といったところか。
綺麗なヤマメに気分は盛り上がりますが、こちらは食わせきれない状態が続く。
次のヒットも友人へ。
う~ん、腕が足らんなぁ。
こんなでまたしばらく釣りあがっていってようやくヒットしました。
最初に相手をしてくれたのは22㎝位のヤマメでした。
嬉しいことにこの川独自の個体群(と思っている)の特徴である細かいパーマークを体に浮かばせている。
背・腹・尻の各ヒレの先端が白くなっていて、尻ヒレの付け根が張り出している。
放流モノとは明らかに違う個性を感じさせてくれるこの川のヤマメ達。
腹までに及ぶ細かいパーマークが特徴的。
この細かいパーマークを持つのは雌に多い気がする。
相手をしてくれたことに感謝しリリース。
その時、ちょっと水中写真に挑戦。
水中で撮った写真はいつもとはちょっと違う感じがして新鮮。
だけど結構難しい。
よしよし、なんとか釣れるじゃないか。
上流に行くと堰堤があり、そこで今日イチがヒット。
小さな川ですのでこの時期には珍しい26㎝の雄。
まだ回復しきっていないのか痩せ気味だけれど、薄い茶色の背中・張り出した尻ヒレ・側面の歪なパーマークと特徴はバッチリ出てる個体。
おそらく彼は秋には紅色の錦を身に纏うはず。尺上の立派な姿になって。
リリースしたところ近くから逃げていかないので水中撮影。
しばらくボンヤリしてるみたいだったけれど我に返ったのかピューっと泳いで行きました。
それから二人とも苦戦しながらも何尾か釣り上げて、最後の滝壺へ。
滝壺は魚は入っているけれどいつも手強く、二人で2匹で終了しました。
来月になれば水温も上がって調子も良くなるはず。
そしたらまた会いに来ましょう。
遊んでくれた山と川と魚たちに感謝。
Tackle
Rod Casket Revolution RB55MS
Reel Abu Cardinal 33
Line ナイロン5lb
Minnow Rhetenor 48S 薄型55mmプロトシンキング Rhetenor 53Sプロト(お魚泥棒)