これもプロトタイプ

先日、プロトミノーの紹介をしましたが、また同じく試作品のネタです。

今度のものは潜るやつ。

一応、シャッドになるのかな。

でも、ディープとシャッドの違いってなんなんだろう。

シャッドって、オフセットアイに背中のラインがなだらかにというイメージがあるんですが、よく分かりません。明確な違いってあるのかな。製作した人が、「これはシャッドです。」とか「ディープダイバーだ!」と言ってしまえばそれになるのか。

ということなら、これはシャッドなんです。私のイメージとしては。

 

 

シャッド?ディープ?
シャッド?ディープ?

3㎜バルサの張り合わせで5本やってみたけど、2本はほぼボツ決定。

ラインアイの位置と長さが気に喰わない。5本ともリップ付けて泳ぎを見てみるけれど、ダメだろうなって思って作って逆に良かったというためしはありません。

 

フローティングにしたかったのだけれど、たぶんシンキングになりそうな予感。微妙な重さ。

ウェイトを減らせば浮かぶんでしょうけど、そうすると空気抵抗が大きいシャッドだからキャストしにくくなったりアキュラシーが悪くなると思います。

なので、ウェイトは一緒で4mmバルサバージョンも削り出すことに。

本命はこっちになりそう。

 

着水後、リトリーブしてヒューと潜っていってトゥイッチした時にビラビラっとしてほしい。

ヒラを打つのはトゥイッチした時だけでいい。タダ巻きのときはタイト気味にプリプリ泳ぐ。

しかも、ヒラ打った時に左右に変にダートしたり、レンジが上ずってしまうものでは困る。

 

プラの市販品でそういうものは見たことが無い(あるのかもしれませんが)。需要が無い訳ではないだろうから、これはそういうものを作るのが難しいからだと思う。リップが長いシャッドやディープでヒラをバシバシ打ち込めるように作るのが。潜らせるリップが水を噛みすぎる。

 

 

この試作品もどうなることやら。目指す泳ぎに近付けるのは大変そうだけど、色々考えて試してみるのがすごく楽しいんですよ。