40以上。
ディピングの回数です。
渓流用ミノーでこれ位の回数のドブ漬けするんです。
サクラ用なら、さらにこれよりも多く漬けこんでいきます。
セルロースを結構薄めてやっているので、これだけの回数になってしまう。
下地用と仕上げ用とトップコート用の3種類、濃度を変えて使い分けています。
濃くして使えば少ない回数と時間でできるのですが、同じコート厚でも薄くして何回もやった方が強度が上がると経験的に感じているのでナカナカそうは出来ない。
それにちょっとぶつけただけで塗装が割れてしまっては、せっかく使っていただけている方に申し訳ありません。
ペリッと塗装がはがれたミノーはみすぼらしく見えてしまいますから。
何よりそんなヤワなルアーは私は嫌いです。
こんな感じで夜な夜な香しいにおいと戦いながらやっています。
人生、ドブ漬けです。