少し前に北欧スウェーデンより大使が派遣されてきた。
Ambassadeur 2601C IAR アンバサダー である。
以前(2年前くらい)よりベイトタックルでのトラウトに興味があって色々と調べたり物色したりしていたのだが私の希望に合致するものって少ないのですね。
1 左巻きであること
2 丈夫であること
3 分解整備、修理がしやすいこと
4 丸型であること (個人的好み)
これらをすべて満たすのはアンバサダーしか思いつかなかった。
私にとって特に2と3が重要。最低10年単位で使えるもので、オーバーホールが自分で出来るものが欲しい。
最近のベイトフィネス用のリールにはカタログスペックでは全くかなわないが、求めるのは長年信頼して使い込める道具なのだ。
アブが好きというのも理由として小さくないが、希望にマッチするのはアンバサダーシリーズしかなかった。
2,3回バラしてみたが部品点数が少ないので、手順は大体覚えてしまった。
ついでに気になる部分に手を加えてみたり。
ギアは十分滑らかだけれど、巻上げスピードはかなり遅い。
一巻き40cmちょっとなので、このままではアップで投げたら巻き取るのが精一杯でアクション云々どころではなさそう。
ハイギアへの部品交換が必須かな。
それと軽量シャロースプールだ。これらでかなり快適になるはず。
少ないながらも気になる部分があって、それがハンドルノブだ。
ノブの形が指にフィットしない。
つまんでも握っても私の指に合わず違和感がある。
材質が安っぽいとかベアリングが無いとかはどうでもいい事だけれど、手に触れる部分が合わないというのは困る。
シマノやダイワ、最近のアブのリールをみると細部に違いはあれど、みんな平ノブであることからノブの形にはある程度の最適解は出ているように思う。
2601Cとほぼ同サイズのの3600クラス(これは平ノブ)からハンドルは流用したいところ。
(カーディナル33のハンドルもイマイチと感じる。強く合わせて巻いたときに指からすっぽ抜けたことがあるのは私だけではないはず。)
合わせるロッドが無いので戦力投入はまだ先だけれど、あれこれいじったりするのがとても楽しいのだ。