前々から一眼レフが欲しいなぁと思っているのだけれど。
渓に持っていきたいからなるべく軽量でコンパクトな方が良い。
精密感がありつつ操作が軽く、カチカチとダイヤルを回したりするのが楽しめる奴が欲しい。
シャープな描写やまろやかなボケ味が表現できるレンズがマウントできて・・・。
最近はデジカメによる写真しか見かけなくなった。雑誌やWebに載っている写真はすべてデジカメによって撮られたものだろう。
私は銀塩フィルムによる写真の方が好きだ。デジカメの描写はシャープすぎるというか色味が鮮やかすぎる感じがするのだ。デジタルは0と1の組み合わせだからか、黒は黒くといった強調されているという風に私には見える。
フィルムによる描写は、良い意味で曖昧な色合いが出ているような気がする。その時その時でしか表現できない描写というか、極端に言えば2度と同じ仕上がりにならない感じというか。
10年位前はフィルムもまだ現役であったから釣り雑誌に載っている写真もそれで撮られたものが結構あったはず。
その当時の雑誌を読み返し、鱒や風景の写真を見るとグッと引き込まれるような感じがする。
最近の雑誌にも素晴らしい写真が載っているのだが、なぜだかそうはならない。
もしかしたら当時と現代の紙質や印刷技術による違いなのかもしれないのだけれど。
デジタルによって利便性を手に入れたけれど、その代わりに”何か”を失ってしまったのかもしれない。
その何かを知りたくて今時銀塩に興味を持っている私はマイノリティーなのでしょう。