タイトル通りであります。
こんなことやる人はあんまりいないでしょ。
この前、知り合いの方のカーディナルをOHした時に誤ってベールスプリングを曲げてしまいました。
(ちゃんと新品で組み直しました)
カーディナルは何度も復刻され根強い人気のあるリールですが、いつかは部品供給が切れます。
この先10年近くは大丈夫かと思いますが必ずその時はやってくるわけで。
手に入らなくなると困るのがベールスプリング。
各自の使用頻度により折れるまでの期間が違うと思うのですが、私の場合1シーズンで1セット2本折れます。
つまり、左右1本ずつ折れています。
(当然、2本が同時期に折れるわけではない。)
これはおそらく世間一般よりも早いペースだと思われます。
この事から、純正スプリングの寿命を計算してみると・・・
釣りを本格的に実際にするのは4月~9月までの6か月間
週2回で1か月あたり8回釣りに行くとする。
1日の釣行時間を仮に8時間とする。
その内、移動時間等を除いた実質の釣行時間を5時間と仮定。
渓流ルアーはキャスト数の多い釣りであるから1分間に2回~3回はキャストしているはず。
6 × 8 × 5 × 60 × 2 (~3) = 28800 (~43200)
こんな感じになる。(久しぶりにシャープのポケコンが活躍した!)
おおよそ29000回~43000回で純正スプリングは折れるという予想。
もちろん実際は多少前後しているだろうが大きくは外れていないと思う。
設計当時のアブはベールの耐久回数の規格は25000~40000辺り(それか37500・・・欧米ではクォーターで規格数を前後させたがる)に設定していたんじゃないだろうか。
当時の日本メーカーの規格は2000~3000回程度だったらしいから、その頃の日本メーカーがいかに釣りを知らなかったということと実釣主義のアブの凄さが分かる
10倍以上の耐久性、アブは偉大だった。