・・・に今年会いました。
視界の脇に入っていた彼(彼女?)を見た時はそれが薪の破片でも転がっていたようだった。
その日は知り合いの方に初めての川へ連れて行ってもらっていて、ちょうど川を上がり車へ戻る途中だった。
山郷の道路を歩いていて砂利の駐車場のようなところを3人で通りかかった時、一人が気付いた。
私の視界にも入っていたのだが、”それ”が生き物であるとは分からず近所の人が伐採してきた木材の破片が落ちているのだろうと思った。
薄く目を開いていて、とても眠そうだ。
夜行性だと思うから実際昼間はうとうとしているのかもしれない。
羽が生えそろっていないところを見るとまだ巣立ちはしていないのだろうか。
近くに巣があって何かの拍子に地上に落ちてしまったのか。
う~ん、愛い奴だ。
首回りなんて、もふもふしてそうで撫でたら気持ちよさそうだった。
やっぱり眠いのか近寄ってもなかなか逃げようとしない。
なるべく驚かさないように姿勢を低くして腕を伸ばしてカメラを近付けて撮影した。
しばらく撮影会に付き合ってもらった後、彼は樹の方へヒョコヒョコ跳ねていった。
調べたところ大きさから推定するにコノハズクだと思われます。
北日本では夏鳥なので今頃は南に行ってるんでしょう。