前回の続きです。
普段使っているコンデジは耐衝撃・防水機能が高くて渓流という現場で使うということにおいては安心感がある。
得られる画像特に粗くは無く、かといって鮮明でもない。画素数は1200万とそれなりだがセンサーサイズがコンデジはかなり小さいのでビビッドな仕上がりはどうしても難しい。
キャンバスに描きたいのに無理やり葉書きサイズに押し込めようとしているような。
これは、あくまで記録のための撮影という枠にとどまる感じだ。
やっぱり、撮影という過程・行為自体を楽しんでこそ心に残る一枚というものが撮れるんじゃないのかなぁ。
・・・と、そんなことを思ったりしておりました。
私にとっての釣りも同じで、どれだけ楽しめるかということが重要だとここ数年強く思うようになりました。
たくさん釣れたらもちろん嬉しいし、貧果だったり大物をばらしたらかなり悔しいけれどその経験はそれはそれで次へ今後の糧にすれば良いかなと。
そんな感じなので釣りに行ったら毎回楽しい。
それとなんといっても自分で作ったミノーを使い、それで釣れたから楽しい。
作り始めてしばらくは如何にして釣れるルアーを!と頭を捻っていたけれど、最近は使うのが楽しいルアーを作りたいと強く思う。
ちょっとくらいクセが強くても構わないと。
オールマイティじゃなくていい。
先日削り終えた釣果写真投稿者様への2014年プレゼントミノーなんかは正にそんなミノーだ。
(写真のじゃないよ。これは別の試作品)
シチュエーションはある程度限定されるし、ロッドやラインのタックルバランスを要求するちょっと気難しいヤツだ。
でも私はこれを使って釣るのが楽しい。
カーディナルのバネはまだ折れません。
マシンテストにしたいな。