カーディナルは現在のリールに比べると、どうしてもライントラブルが多い面がある。
厄介なのがベール周りに絡んでくるものだ。
S社のリールを本流では使っているのだが、ベール周りに絡んでトラブルを起こしたことは殆ど経験が無い。
ところがカーディナルだと頻繁ではないものの、ちょっと気になる頻度で起きるのだ。
上の写真を見てください。
アームカムとベールワイヤーの繋ぎ部分と言えばいいのか。
カムとワイヤーはねじ込みによって固定されるのだが、この締め込み具合によってベール返りのスムーズさに大きく影響する。
私のカーディナルの場合上の写真の様にねじ込み部分が僅かに隙間ができる状態がベストなのだが、この隙間がちょうど4lb・5lbラインが挟まってしまう絶妙な大きさなのだ。
あと少し狭ければ挟まることは無いと思うのだがと前々から気になっていた。
カーディナル使いなら同じ症状で悩んでいる人がいるに違いない。
(写真を見て、あー!となった人がいるはず)
なるべく簡単な方法で解決したいと思って考え付いたのがこれ。
熱収縮チューブを短く切って塞いでしまう。
加工に3分も掛からない。
2枚目の写真を見てもらえば分かると思うが、チューブの表面にラインの跡がある。
チューブ表面にテンションが掛かった事があるということ。
でも、それは一瞬だけで絡むことなくすぐ外れる。
これをしてからカム周りに絡むということは無くなった。
加工も簡単で効果も大きいのでオススメであります。
自作バネはまだ折れません。
最近はペースが落ちてきてるけどちゃんと継続中です。