Arrow 53S の新色のご紹介です。
Rhetenor には無いカラーは、ヤマカガシ YKG ・ ワインレッド WRD ・ ワカサギ WS です。
ヤマカガシ
背中はダークグリーンにパール入り。
それに紫外線に反応する蛍光剤を混ぜてます。
室内で見ると分かりませんが太陽光の下で見るとほんのり青っぽく光を反射します。
これは、ヤマメとレッドパーでも同様です。
背中は地味目ですが視認性はむしろ良く感じられ動いているのがよく分かるカラーです。
背中が地味系なので、側面にアクセントでチャートグリーンのパーマーク。
お腹はいつものオレンジに蛍光レッドを混ぜて少し赤くしました。
トゥイッチした時は派手なオレンジベリーが見えるようになります。
ヤマカガシということでアイには以前のブログの記事にも紹介したようにマジョーラのように変化する瞳を。
オレンジも製作しましたが今回はグリーンを採用しました。
見る角度により、緑・青・紫へと変化します。
ワインレッド
背中はクリア系のマルーンレッドに蛍光ピンク入り。
これも良く釣れるカラーで、試作品を知り合いの方に貸していたら良いサイズのヤマメに誘拐されました。
それは残念ながら解放されず。
ここ最近は塗っていなかったカラーで、Arrow 53 の投入に合わせて採用しました。
どちらかというとイワナよりもヤマメの方が反応しやすいカラーだと感じます。
ワカサギ
定番のナチュラルカラー。
Rhetenor の扁平ボディにはいまいちマッチしないカラーリングも細身のArrow ではそれっぽく見えます。
これはアユも同様ですね。
アルミを貼るのが一番面倒なのがこのカラー。
他のカラーとは違ってワカサギでは通常のクロスの鱗目になっています。
アルミの面積は少ないですが、しっかり反射します。
手持ちのヤスリの中で一番細かいのを使って製作。
ナチュラルに流して、時折トゥイッチでキラリと誘ったり。
新色はこの3色ですが、Rhetenor のヤマメとは違ってArrow ではオレンジベリーにはなっていません。
レッドパーがオレンジベリーなので分けました。
Arrow とRhtenor では動きが結構異なります。
ボディデザインを見れば明らかで、Arrow は水の抵抗を受けやすく動きたがる形をしています。
トゥイッチを刻むと首を左右にキュンキュン振るような感じです。
この動きにやたらイワナが反応するときがあります。
泳ぐレンジはシャロー。下のレンジは考えてません。
沈めようとシンキングにしたのでなく、キャスタビリティ向上のためのウェイトです。
軽めですが、安定した姿勢でシューンと気持ちよく飛んでいきます。
あの時の紅いヤマメはArrow の試作品での釣果でした。