先日、シーズン終了したので山でいつも腰に着けていたナイフの様子を見てみると、やはり切れ味が悪くなってました。
それで砥いでみるのですが、これがなかなか難しい。
これを購入したのは7年くらい前になるのだけれど、箱出しの状態では産毛が剃れる程度の切れ味を持ってましたので、それを目標に頑張って仕上げようと思うのだけれど・・・。
紙に斜めに当てて切れるくらいにはできるのだが、毛が剃れるレベルまでとなると現状の自分の腕では厳しい。
安い人工砥石を使っているとかのレベルではなく、完全なる技術不足。
片刃なら砥ぎやすいけれど、やはり両刃は難しい。
このナイフは、IC.CUT製(Sさん、間違えてました。すみません。)。
ギャランティーカードが残っていて、それをみると永久保証となってましたのでメーカーで砥ぎ直しはやってもらえるよう。
ですが、カードには電話番号等は書いては無く。
親切なんだか、いいかげんなんだか。
検索するとちゃんと出てきましたので、そのうち頼んでみることにして。
このナイフ、刃長は100mmを超えるくらいで扱いやすい長さなんですが刃厚が5mmもあるんですよね。
こんなにはいらないよなぁ・・・3mm位が適当な気がする。
そう思って調べると目に留まったのが、
スパイダルコ エンデューラ4。
よくよく見てみると、このナイフ、道具としてとても洗練されてるように感じます。
特徴的なサムホールによる容易なワンハンドオープン&クローズはもちろんのこと、好印象なのがハンドル材に強化樹脂ザイテルを採用している点。
滑りにくく錆びずメンテナンスが容易なのがいい。
ハンドルにアワビを貼り付けたり、希少なボーンやスタッグを使ったナイフなんかもありますがあれは半分観賞用ですね。そういう嗜好があるのは分かりますが、コストを上げるだけです。
個人的にはああいうのは全く興味は沸きません。
ナイフは道具ですので機能を最優先すべきであり、そのための素材とデザインでなければいけません。
エンデューラ4のようなものがナイフの有るべき姿だと思います。
どこかで見た形だなと思ってましたが、スパイダルコはクリフハンガーで使われたりやレクター博士の愛用品だったりと映画で度々登場してるようです。