低気圧が発生しているようで北日本は荒れる模様です。
実際、外は風が強く窓際ではヒューヒュー言っております。
冬本番ですなぁ。
正月の初売りに行かれた方もいるでしょう。
2015年シーズン用に何か新しいタックルを購入された方もいるでしょう。
私はお店にお話に行って結局小物を買っただけに留まるのですが、その小物がちょっと実戦に投入するのが楽しみなものであり。
それは今後のネタにでも。
大したものは買いませんでしたが、昨年末に今シーズンに向けてロッドに小細工。
普段使いのロッドは、レボリューション55で、開けた川からボサ川・小渓流までこれで通している。
最近はもう少しティップに張りが欲しいと思うようになってきたが、バットパワーは頼もしくMLクラスかと感じるほどだ。
酷使にもよく耐えてくれ、なかなかお気に入りなのだが個人的に気になる点がある。
キャスト後、トゥイッチするときにロッドを自分正面に構える場合、ロッドエンドがお腹前に位置することが多い。ベストを着ていてお腹の左右にあるポケットにミノーワレットをそれぞれ入れている。
その少し膨らんだポケットにグリップエンドがトゥイッチ毎に擦れるのだ。
カスカスと、プラケースを入れてるとカコカコと打つ、リズミカルに。
引っかかるわけではないから実釣に影響がないとはいえるのだが、前々からもう少しリアグリップが短ければと思っていた。
コルクリング1個分短かく・・・。
製造元にちょっと聞いてみると、可能とのこと。
だけど、そっくりリアグリップ交換しましょうみたいな最初の回答に少しがっかり。
コルクリングを一つ詰めてくれと依頼したかったのだが、破壊解体が前提とは。
この時点で依頼する気は無くなり、自分でやることを決意。
ロッドの作り方なんて、どこも似たようなもんなハズでやり方は想像がついている。
グリップエンドのウッドリングさえ綺麗に取れれば作業は成功したようなものだ。
大抵接着剤はエポキシを使っているから、ある方法を試して・・・
こんな感じで綺麗に取れた。
やっぱりこんな構造か。
次はカッターでコルクリングを1個切り取り。
これは難なく簡単だ。
次に詰めた分はみ出たブランクをカット。
鋸でカーボンは問題なく切れるが、ボロン繊維はナカナカ強固で凄まじく耳障りな音を出しながらカット。
おぉ!流石、タングステン。流石、金属繊維。
あとは、カット面とウッドリングをすり合わせ、調整し接着。
左が加工前で、右が加工後。
リアグリップ長は100mm ⇒ 90mm弱 へ。
55から545になった。
仕上りはそれほど悪くないと思い、まぁこんなもんでしょう。
硬化後にベストを着てカーディナルをセットし、構えてみるとほぼ干渉せず。
イイ感じである。
バランスが少し前に移動したが、気になるならメタルグリップエンド内に重りを追加すれば良い。
これについてはある程度フィールドで使ってから。
何とかなりそうと思ったら大抵何とかなる。
真似する人はなかなか居ないでしょうが、やる場合は自己責任にてお願いします。
壊れる可能性があるという意識でこういう事はやるものです。
最悪、メーカー修理が受け付けてもらえなくなるかもしれません。
使い勝手が向上したであろうレボだが、個人的なロッドレングスの最適長は5ft2in~5ft4inでリアグリップが85~90mmのものだと感じていて、それを強く意識した2014シーズン。
バットはパワフルでレボと同程度で、そのティップの張りを強くし細かいフリップだけで5gをも弾き出せるレギュラーファースト。
そういうロッドで軽めのバルサミノーを投げる。
これで今行っているフィールドをほぼカバーできる気がする。
市場には、まさしくこれだ! というものは出てこないから、最終的にはカスタムロッドしかないのだろうか。