今のところ、岩手の平野部では今年は雪が少ないですね。
1月になってからそんなに積もったことは無いように思います。
12月の寒波が来てた時の方が寒くて降ってましたね。
これからどうなるんでしょう、山にはある程度降ってくれてた方がいいのですが。
一昨日、少しだけ降りましたがその分はもう融けた感じ。
2月にまとめて大雪があるのかな。
さて、もうネタ切れなのかと思っていたのですが春恒例のカーディナルのモデル追加。
まだやるのかよというところ。
今度のは、3RDというそうです。
何か新しい事でもやってるのかと期待したのですが、今回のはスプールが浅溝で中央が盛り上がっています。
オリジナルシャロースプール!なんて書いてありますが、Aさんとこのにそっくりです。
それでもってちょっと詰めが甘いのではないかと一見して思ってしまう感じ。
拡大してもらえば分かりますが、単純に中央を直線的に盛り上げただけのようです。
おいおい。
カーディナルは単純なクランク式のオシュレート機構だから等速運動にはならず、上下死点に近づくにつれスピードが落ちます。(ノーマルスプールにラインを巻くと上下で少し盛り上がるでしょ?)
だから、上下端を深くして平行巻きぽく見せようというのが狙いなんでしょうが、オシュレートの速度変化はこんな直線的な正比例反比例にはなっていません。
死点から中央にかけての速度変化は、関数的なものになるはず。
(サイドカバーを外してハンドルを回してギアとクランクの動きを見ればわかります。)
このスプールもラインを巻けばそれなりに平行巻きっぽく見えるでしょうが、なんだかなぁ・・・という印象。
Aさんのはちゃんと計算しているのか直線ではなくRをつけています。
あっちの方がイイはずだ。
というか、この中央が盛り上がったスプールは昔、4・44クラスのスプールで既に登場してましたよね。
誰も知らんか。
何回も復刻やモデル追加しているにもかかわらず、実質的な改良はされてこなかった3シリーズ。
途中、やっとプリン巻きが改善された程度です。
せめて、シャフト後端にワッシャー追加してテーパー具合をユーザーが微調整出来るようにするべきだと思うのですが、なぜやらんのか。(SとDのはスプール下で調整できるようになってるでしょ。)
切削加工時の設定を変えるだけだから金型代は掛からず直ぐにでも出来る改良です。
目に見えない部分には新たに手を入れたくないのかな。
こういうところはセールストーク出来ませんからね。
外観と言えばラインローラー変わったりしてますけど、前のものでも糸ヨレなんてサミングしっかりしてればそんなに気にならんと思います。
今までも色変えたりなんかしてないで、せっかく買ってくれるユーザーのために本質的な改良をしてほしいものです。
性能のピークに近づいた2大メーカーのリールとは違って、カーディナルは改良するところはたくさんある筈です。