トラウター TW58ML その3

コルクは取れました。

次は問題の金具交換。

純正のスクリューパイプを、エポキシを強制的に劣化させて取るべくライターにて火あぶりの刑に処してやりましたが、これがなかなかの頑固者!

全周万遍なく火にかけてやりましたが外れません。

30分以上格闘しても進展無さそうなので、U字の部分に斜めに切れ目を入れて破壊することに。

切れ目が入ったらペンチで端から捲りつつ隙間にシンナーを流し込んでやったら、ズルルッとあっけなく取れました。

最初からこうすれば良かった。

エポキシのかすを綺麗に取り除いて、シェリーの金具を合わせてみるとピッタリ!

 

ほれほれ!予想通りだ!上手くいったわ!

 

リアグリップを延長します。

45mm程度長くしますが、ブランク長が足りないのでその分延長したカーボンパイプを被せます。

ノギスで測ったら、カーボンパイプは内径8.0mmで、ブランクが8.1mm。

ブランクを水砥ぎして僅かに細くします。

きつからず緩からず、スススッと軽く滑りつつ入っていく様な感覚のところでストップ。

ブランクに万遍なく薄くエポキシを塗って、カーボンパイプを接着。

大体硬化してきたところで、リアグリップも接着して終了。

繋いで測ったところ、ちょうど70inでしたので5ft10inとなりました。

本人的には見た目もそれほど違和感なく仕上がったので満足。

空振りしてみると、やっぱり延長後の方が手元が安定しててGood。

来季に活躍してもらうのが楽しみになりました。