日に日に、日差しに温もりが増してきたのを感じます。
天気予報を見ても、雪マークは無くなったし最低気温も0℃前後まで上がってきてます。
雪代もそろそろ出てきてますよね。
春になってきました。
昨年の10月に気になる製品がリリースされました。
日本のルアーではマイナーですが、パシフィックベイからスピニング向けのリールシートが発売されました。
しかも、スペーサーはウッドです。
おそらく、日本市場を意識したものです。欧米人は合理的精神なのでこんなところにウッドなんか使う人は、一つまみも無いほど少数派なはずです。
(ここにウッドを使って機能や性能的なメリットがあるとは正直思えません。趣味の道具であるから、趣や外観を重視するこういう選択肢があるのですよね。)
価格は、4000円位なのですが、しっかり作ってあります。
パイプの内側にはキズ防止の樹脂が嵌めこまれていますし、スペーサーの穴も中心がズレていません。(これがかなり需要!修正するのは大変なのだ)
塗装や金具のアルマイトも結構きれいです。
スペーサーの内径は、10mmですが拡張すれば14mm近くまで対応できそうです。
(そうすると、ぎゅうっーと曲がった時に割れる可能性ありますが)
トラウト向けのブランクでそこまで太いのはなかなかありませんから、ほとんどのものに対応できるはずです。
その分、スクリューパイプの肉厚は薄くなって若干華奢な感じはありますがリールは問題なく固定できます。
市販されているロッドでこのリールシートを採用したであろう製品を幾つか見掛けます。
このリールシートはパックベイが日本のロッドメーカーから依頼を受けて製作したものを、一般向けにも販売したということだと思います。
でないと、こんなマニアックな製品を市販してくれるとは思えません。
ロッドビルディングしている人達って、釣り人の内1割も居ないでしょう?
しかも、そのほとんどがソルトかバスでトラウト向け製品なんてほとんど需要は無いです。
新規製品化しても一般向けだけで採算取れるものではありません。
今まで良質なもので選択肢が殆ど無かっただけに、これはありがたいですね。
(特注でやってくれるとこありますが、1万は飛んでいきますよ)