ベストの背中には、必ず何かしら行動食を入れるようにしています。
ある程度、賞味期限が長いやつ。
バータイプのお馴染みカロリーメイトと、多少は水分補給も出来るゼリーのものを二つ持ち歩くことが多いですね。
長い区間を歩く時はこれらに加えておにぎりやパンも持っていきます。
もちろん、普段食べるのはそれらがメイン。
どうして必ず行動食を携帯するようになったのかというと、
以前支流をガンガン上まで詰めていって釣り上がり、夕方が近づき周りが少しずつ暗くなってきました。さらに上まで行けば林道とぶつかるということを地図では確認していたのだが、川通しで戻った方が早いと判断した帰り道でハンガーノックになったことがあるのです。
へなへな~っと、足に力が入らなくなり水を掛けられたアンパンマンみたい。
その時は、おにぎりが幸い一つ残ってましたので、それを食べて少し大人しくしていると動けるようになりました。
今思えば、なかなか危うい状況であります。
山の中で動けなくなったら非常に危険です。電波も通じるか分からず、もしかしたら次の釣り人が来て発見してくれるまで1週間以上かかることもあり得ます。
その頃には脱水症状で死んでいそうです。
そうならないための保険の代わりというか、アンパンマンになってもこれくらいあれば2~3時間は歩けるでしょうから大抵は車まで戻れるはずです。
それに有るのとないのとでは気持ちの余裕も大きく違いますよ。