地味だが欠かせない

今週、シーズン終盤に開拓して、面白そうな感じの川を見つけたので、そこの下見をしてきました。小さな川で、長い距離を楽しめる場所ではないですが、釣りが出来るであろう最上流まで車で行ってみて、やはり有望そうなポイントをいくつか発見できました。

一つ残念なことに工事をしている箇所があって、土手を崩して新しく作り直していました。

(お金をコンクリートじゃなくて、教育や福祉にでもまわせばいいのに)

あまり人が入る川ではないようなので、来シーズンが楽しみです。

むふふ。

今シーズンは、シングルフックが良く出ていました。

お盆を過ぎるころには落ち着いてきてましたが、それまではかなりの数を巻いていました。

リピートしてくださる方も居て、ありがたいことです。

 

1本ずつ手巻きなので、それなりの数を巻くとなると比例して時間がかかります。

オフシーズンですが、この時期にこそやっておきたい作業です。

それで欠かせないのが、まとめて購入したバラ針の検品作業です。

針先鈍り・曲がり・潰れ、時には品違い混入と、何かしらの不良品が紛れています。

針先を爪に乗せて、滑らずに引っかかるかを確認していきます。

鈍った針は比較的判別しやすいですが、上の写真の様に形状不良も紛れています。

左のものは良品に比べ、ゲイプが僅かに開いています。

こういうものも、爪先に乗せた時のちょっとした違和感で見つけていきます。

これでも針先は鋭いので、釣れます、たぶん。

ですが、針は魚と釣り手を繋ぐ唯一の接点ですから、出来る限り万全で不安無い状態にしておくべきだと思います。

人様に使ってもらうものなら、尚更そういう状態のものを届けたい。

地味に手間のかかる作業ですが、全数検査をしています。