段々と寒くなってきました。
最低気温が一桁前半の日もあるように。
寒いのは苦手です。暑かった夏がちょっと恋しい。
7月だったか、沿岸河川に釣りに行った際に、シーズン前に張り替えたフェルトソールが剥がれてしまいました。ちょっと接着が甘かったようで、自分の作業不良でした。
しっかり洗って乾燥させて接着し直すとなると1週間近くかかってしまう、アッパーもそれなりに傷んでいたので、手頃なのを買った方が早いかなとポチってみました。
届いたソレは、表記サイズよりもデカくてネオプレンソックス2重にしたりして使ってみて、水抜けは悪いけど、まぁ使えるかなというものでした。
ところがですよ!
4回目の釣りの後にクルマまで戻って脱いで片づけているときに違和感。
ミッドソールとアッパーが土踏まずのところから剥がれてきているのを発見、途中でべろんっ!とならなくてよかったとか、値段なりだったか~⤵と思っていたら・・・
現物がコレ。
ハズレを引いちゃったかなとか、接着いけるか?と改めて確認していたら・・・
赤茶色の線は何だ?と中をしっかり覗くと、
こんなん出ました!
何かの部品か分からないけど、中から鉄片を発掘。
異物混入を発見!
茶色い線は赤錆のあとでした。
端部は尖っていて、もしかしたら突き破って足裏を怪我してしまう恐れもあるものでした。
本体も確認すると、ミッドソールとアッパーは外周部分だけを接着して繋いである構造。
これだと、鉄片が横向きだと歩いても分からないかもしれない。
歩いているうちにズレて向きが変わり、負荷が局所的にかかって剥がれたということでしょう。
結局、販社に事情説明して現物を送り、全額返金してもらいました。
今回の物はこんなのでしたが、これだから安物は・・・、大陸の東側の国の物はダメだというつもりはありません。
ウェーディングシューズの作りや原価なんて、どこのメーカーも大して変わらないでしょう。不良は、メーカーとか生産国関係なしに起こりうるものです。
こんなイレギュラーな不良は滅多にないでしょうし、釣り具やアパレル関係のものの多くが某国製。我々の遊びは、海外製品なしでは成り立ちません。
評価の高い製品も沢山あります。
今はどこで作るかは問題ではなくて、どう管理するかでしょう。
今回は凄いのを引き当ててしまいましたが、不良が無ければ、それなりに使えるものだと思います。
接着方法があまり強固ではないので、予備用とか、釣行頻度が低い人、1シーズンで買い替えていく人とかにはアリな選択だと思います。