ナイロンが使いたい

月末に結構な雨が降りました。沿岸地方では、100mm前後降った地域もあり、ライブカメラで確認すると濁流が流れていました。

17年にも、3月に大雨が降って雪を融かしとんでもない増水となり川が壊れたところも多かったです。今冬は積雪が少なかったので、今回はまだマシかと思いますが、淵の様子が変わったところはありそうです。

近いうちに確認してこなければ。

 

2年前くらいから糸ヨレが酷くなり、昨シーズンは糸ヨレ製造マシンと化してナイロン使用を断念していた愛機33。

PEラインだと気にならないですが、やむを得ず昨シーズンはPEで使っていました。

PEといえば、伸びの無さからくる感度とダイレクトな操作性が長所ですが、メインフィールドとしている小渓流域では必然的に接近戦となるため、近距離での魚のバイトを弾くことが気になりました。

特に、3mも無いような距離で横からひったくるようなバイトをしてくると乗らないことがちょくちょくあり、もどかしい思いをしました。

伸びの無さと張りのあるロッドの組み合わせは、クッションが効かないんでしょうね。

しなやかなロッドを使うのも手ですが、キャスト時に色々と無理が効く張りの強いロッドは変えたくない。

それに、せっかく育てた33のギアをPEで寿命を縮めることはしたくない。

やはり、なんとかしてナイロンでも糸ヨレが気にならなかった以前の状態を取り戻したい。

個人的には、近距離戦はナイロンの方がメリットが多いですね。

ラインローラーが回っていないという事はなくて、BB入りということもありドラグ動作にも貢献してくれています。ラインローラーが、回っても渋くてもヨレにはあまり影響はないという事は経験上はっきりとしていて、かなり前は純正のラインローラーでオイルが切れるのを嫌ってグリスを差していました。当然、クルクルとは回りませんがヨレは変化有りませんでした。

糸ヨレに影響が大きいのは、ラインローラーの位置や角度の方です。長年の使用により、摺動している各部が摩耗して、正常な状態から離れていったと思われます。

それで、今回、怪しい所は全て新品に交換。

ローター トリップレバー ベールマウントの3つ。ベールは、強くぶつけたりした記憶は無いので見送り。

新品のローターを手に取った時、なんだか丸っこくなったように感じました。

何でかなと思って、まじまじと比べると昔に比べると塗装が厚くなったようでエッジとかが滑らかになってるんですね。

 

果たして、これで改善されているか。初釣りが楽しみです。

 

 

4月6日夕方に、北上のROOTSというお店で県内のビルダーさんが作品を持ち寄って販売するイベントがあります。出展することになりましたので、よろしくお願いいたします。