Espada410UML 完成

GW中は夏日で暑さを感じる日もありました。そんな日、近所を歩いていた小学生は半袖短パンの子がチラホラ。4月末でこんな日があるとは、真夏はどうなってしまうのか。

来週になれば、最低気温が10℃以上で安定しそうなので、ゲーターでなんとかなりそう。

 

運よく見つけた有望そうなブランクを使って組んでいた今シーズンのロッドが仕上がりました。ロッドを組むのが、毎シーズンのルーティンになってきました。

Espada410UML

 

バスブランクベースで、ULのティップにMLを感じさせるバット。1ピースなので、曲がりもスムーズで違和感は有りません。

毎度変わり映えしないグリップデザインですが、一応理由もちゃんとあって、6ftクラスまではEspada(短剣)というシリーズにしていて共通性を持たせるとともに、持ち替えた時にフィーリングを同じにするためです。

重量は、狙っていた65gに収めることが出来ました。

5ft前後で、65gとなると結構軽い部類になります。パームスなんかは軽いですが、メーカー市販品で、70g以下となるとあまり見かけません。

市販品は、見栄えを良くするためにコスメに手間かけてますが、余計なモノを省いたロッドを一度振ってみると、その軽快さをはっきりと感じることが出来ます。

バットガイドは、拘りのYSG。口径と高さのバランスに優れ、見た目も美しい(個人的主観)。構成は、

Y12 Y8 KL-L5.5 KT5 4 4 KG4 (全てSic)

 

12から始まるガイド構成が、ロッドの軽量化に貢献しています。ガイド重量は、2g程度しかありません。ティップからトップを4で組みましたが、スレッドの巻きにくいこと。

極細のシルバーピンラインが泣かせます。

エポキシコーティングも薄く薄く、ブドウ虫にならないように、ブランクに平行になるように心掛ける。最低限のピンラインは入れますが、巻き幅もなるべく短く、ブランクの曲がりを阻害しないようにする。

そうして仕上げたロッドは、キャスト後にティップのお釣りを感じさせないシャープなものになりました。