24渓流シーズンが終わりました。毎年の事ですが、禁漁まであっという間ですね。
最近はすっかり涼しくなり、白鳥もやってきて、先日まで夏の暑さに参っていたのが噓のようです。去年の酷暑に比べればマシでしたが、やはり例年よりも水温の低下が遅れていたように感じます。ヤマメの色付きもそれを証明していました。
前回の続き。
ナイロン使用時に糸ヨレ製造マシンと化していた33、怪しい所は交換してみましたが改善はみられたものの、昔の様な快調さは戻らず。ストレスと戦いながらの釣りになっていました。もう、あれこれ対策するのも面倒になってしまったので、潔くPEで今シーズンの多くの釣行を乗り切ることに。
メインラインは、ダブルクロスの06。このラインがデビュー当時にしばらく使ってみていましたが、色落ちが酷くてラインローラーやガイドに染料がこびり付くのが気になりリピートはしませんでした。
リニューアルしたようで、以前よりも強度が上がったんだとか。確かに、太さの割に強度が低いものだったので、改善の要望があったんだと思います。
トラブルは少ない印象だったので、他の点が色々と改善されているのならと今シーズン導入してみました。
使用感としては以前と変わらない印象でしたが、色落ちが少なくなり、ラインローラーが緑色になるなんてことは無く好印象。
強度アップしたので、以前は08でしたが06にしてみましたが不安感はありません。
変に切れるなんてことも殆ど無かったですね。
リーダーは、今シーズンはフロロからナイロンに変更。以前は、シーガーのプレミアムショックリーダー1.5号7lbを使っていました。これは、フロロリーダーの中でもかなりしなやかな製品で、その前に使っていたフロロリーダーはコイルの様に巻き癖がついてしまってイマイチでしたが、触ってハッキリと分かるほど柔らかさに違いを感じます。市場に安定供給されていますし、フロロリーダーならコレにすべしといった感じです。
ですが、フロロの特性はしっかり残っていて、瞬間的な荷重にはあまり伸びません。
近距離で浅いバイトなんてされると、乗らないことが結構あるんですね。
特にダウンで。
手元にガックン!と感触を残し、逃げていくヤマメ。
メインラインがナイロンだったならば、なんとか獲れていたであろう魚を落としてしまう。
なんとかキャッチ率を戻したくて、リーダーをナイロンに変更。そして、今までよりも少し長め(70cm⇒100cm程)にする。
選んでみたのは、トラウトアドバンス1.5号8lb。メインライン用の物を流用。
メインライン向けのから選ぶ方が、選択肢が多いですからね。
これは効果ありでした。ナイロン直結時代並とまではいかないものの、フロロよりも乗りは確実に良いです。
同じ号数ならば、強度的に有利なのも利点で8lbもあります。これだけあれば、そうそう切れることはありません。頼もしく、フックの伸びの方が気になります。40クラスまでなら不安なく攻められます。
それと、フロロとの違いとしては比重のせいか、ナイロンの方が若干上のレンジを通ってきます。体感だと、アップで5~20cm位でしょうか。
これに関しては、釣り場が小渓流メインなのでショートキャストが主になり、デメリットとして感じる程ではありません。
これで、めでたく解決し快適に釣りが出来るかと思われましたが、別の問題が待っていました・・・。