コルクグリップのメンテナンス

24年も、あと2週間ほどになりました。

あっという間に年末、そして年明けですね。

 

釣りに使う道具は色々あります。渓流シーズンが終わったタイミングで、掃除や洗濯をする人も多い事と思います。

代表的なのは、ウェーダーやシューズをいつも以上にしっかり洗ったり、ベストを洗濯するとかでしょうか。

身に着けるアパレル関係は汚れがあると目立つので優先的にやるものですが、意外と意識が向かないのがロッド。

殆どノーメンテという人も多いのでは。

泥水や砂が付いたり、常に握っているせいで手垢や脂、どうしても汚れで覆われてしまいます。

1シーズン、主に使ったロッドですが、フォアコルクとリアグリップが黒っぽくくすんで汚れが染みついているのが分かります。

これを、手軽な方法で目立たなくなるようメンテします。

これらの汚れは主に手垢と脂なので、溶剤に溶けます。

アルコールやシンナーです。

今回はシンナーで、JKワイパーやキッチンペーパーの切れ端に染み込ませて、表面を擦るだけ。

力は要りません。コシコシする程度で十分。

ブランクやリールシートに溶剤が付かないように注意。

モノによっては塗装が溶けます。

すると、前後で明らかに分かる程度にコルクの色が明るくなり汚れが落とすことが出来ました。もっと綺麗にしたいなら、軽く研磨するのもいい。

手軽にこれなら10分も掛からず終わります。

ですが、頻繁にやるのはお勧めしません。

このやり方は、本来コルクが持っている油分も落とすことになるので、やり過ぎると痩せてきたり形が崩れることもあります。

私の場合は、シーズン後シーズン入り前に1回、シーズン途中1回の2回しています。

合わせて、ガイドの汚れも落とし、ブランクの傷等のチェックもします。

これで、次シーズンも気持ちよく使うことが出来ます。