以前にカーディナルのドラグ性能にイマイチ満足できていないことを記事にした。
その時はドラグワッシャーや音出しピンを改造して何とかしてみようという考えだった。
つまり、ドラグ機構に手を加えて性能向上を狙うものだ。
これは、結構誰でも考えることだと思う。
ドラグの滑り出しを滑らかにするのが目的だから、ドラグそのものに手を加えるのが妥当だし、その効果を狙うのに最も効果的な手段だと思う。
もちろんドラグ機構に手を加えるつもりだけれど、ドラグがラインを送り出すための機構ということを考えると違ったアプローチもあるのではないかと考えた。
ドラグが滑るということは、すなわちスプールが回転するということだ。
つまり、カーディナルのスプールにも手を加えてドラグ性能向上を狙う。
これは、何か他にアイデアはないかと考えていたところ、素晴らしい性能の高いリールと廉価版のリールのドラグ性能の違いはどこから来るのかと考えてみたところから浮かんできた。
ステラやイグジストの高いリールのスプールにはベアリングが入っていて、安いのには入っていない?
ワッシャーの数や素材が違うから?
もちろん、それらの構造的違いも大きいと思う。
しかし、高級リールと廉価版のリールのスプールにはまだ異なるところが有るのだ。